めだかビオトープは室内飼育よりも簡単!?初心者がビオトープを始めて感じたこと

生き物を育てよう

こんにちは、ピノです。

我が家は、今年からメダカのビオトープを始めました。

全くの初心者ですが、今のところ元気にすくすく泳いでいます。

今回は、ビオトープの立ち上げから飼育方法に関してと、ビオトープをして感じた事について記載します

こんな人にオススメの記事です。

  • ビオトープについて知りたい人。
  • ビオトープをするにあたり、必要な物を知りたい人。

ビオトープとは

そもそもビオトープとは、なんぞや?ですよね。

ビオトープの語源は、ギリシャ語の「bios(生物)」と「topos(場所)」で、生き物が自然な状態で生息していることを指します。

本来は、自然保護、環境保護の目的で行われていました。

最近では、鉢や容器などを利用して人工的に生態系を作ることも指し、

大きな池などが無くても、鉢や容器の中で小さな生態系を作り、身近に自然を感じることが出来ます。

小さな自然を覗いているときは、癒しそのものです。

準備するもの

我が家が揃えたものです。これだけあれば、ひとまず出来ました。

容器

睡蓮鉢やプラスチックの容器

小さい容器だとメダカの泳ぐスペースが減るので、大きめが良いです。

我が家は直径42㎝の睡蓮鉢を使用しています。

水草

水草は大切です。

光合成により二酸化炭素を取り入れ、酸素を出してくれるので、メダカの酸素供給を担ってくれます。

また、産卵場所にもなり役に立ちます。

ホームセンターやペットショップに売られており、簡単に入手できます。

我が家は、ホテイアオイ・アナカリス・睡蓮を入れました。

床土

水をキレイにしてくれるバクテリアが住む場所となり、ビオトープの環境を整えてくれます。

我が家では、赤玉土を使っています。

水道水の水で大丈夫ですが、ひと手間をかけます。

なぜなら、水道水はメダカの体調を崩す原因となる塩素が含まれるためです。

塩素を抜くのは簡単で、水道水を汲んで一晩おいておくと、自然に抜けます。

すぐに塩素を抜きたい場合は、中和液や中和剤を使用します。

(ペットショップで売られています。)

ミネラルウォーターは、マグネシウムやカルシウムなどを含む「硬水」が多く、飼育には適していません。。人には良いんですが。。。

メダカ

好きなメダカを選んでください。

(クロメダカ、ヒメダカ、シロメダカ、青メダカ、楊貴妃が初心者でも飼育しやすい品種です)

我が家は楊貴妃というメダカにしました。

エサ

メダカ用のエサが売られています。

ミジンコ、イトミミズ、ボウフラなど生餌も良いですが、我が家は人工のエサのみで育てています。

すだれ

日よけ、雨よけで使っています。

メダカや水草にとって日光は大切ですが、夏は暑すぎる…。

我が家は、日差しが強い時や雨の日に鉢の上に広げています。

すだれは、最近では100均で簡単に入手できます。

タオルと洗濯ばさみ

屋外飼育だと雨の影響を受けます。

我が家では、雨が入りにくいようにすだれをしますが、それでも雨は鉢に入ります。

そのため、もう1つ対策として、鉢の縁にタオルをかけ洗濯ばさみでとめています。

こうすると、タオルが自動的に水を吸い上げてくれ、外に排出されます。

環境作り

鉢の中をセッティング

まず、メダカを育てる環境を作ります。

【1】床土を水道水でしっかり洗い、鉢の中に敷きます。

【2】次に、鉢の半分まで水道水を入れます。

【3】水草を別容器に入れ、水道水でしっかり洗います。

(貝の卵などがついていることがあります)

【4】しっかり洗った水草を鉢の中に入れ、セッティング。

お好みでオシャレにしてください。

【5】水道水を足します。

これで終了!あとは、環境が整うまで1週間~2週間放置します。

メダカをお迎えする

メダカは、急に鉢の中に入れるとびっくりします。

少しの時間と手間を。

【1】ビニール袋ごと鉢の中にいれ、水温が同じになるまで待ちます。(30~40分くらい)

【2】ビニール袋の中に鉢の水を少し入れ、水に慣れさせます。(2~3回ほど)

【3】鉢の中に移します。

飼育方法

朝に餌を少しだけ上げます。

暑い日はすだれをし、雨の日は、すだれとタオルをセッティング。

あとは、、、上から眺める。。

今のところ、それだけです。

ビオトープをして感じたこと

ビオトープを始めてみて、感じたことは、

  • 掃除をしなくても水が濁らない。
  • メダカがのびのびと泳いでいる。
  • 餌は1日1回でも、十分に育つ。
  • 水草の成長が早い。
  • 思っていたよりもメダカは強い。

の主に5つでした。

●室内飼育の場合、1週間に1回、掃除をしていましたが、屋外ビオトープでは、今のところ掃除をしていません。

それでも、水は澄んでいます。

これは、床土に住み着いたバクテリアのおかげなのでしょうか。

人の手よりも優秀だな~と感じるほどです(笑)

●また、メダカは小さな水槽にいた時よりも悠々と泳ぎ、気持ちよさそうです。

ボウフラを見つけたら、すごい勢いで食べに行き、これが本来の姿なのかとも感じさせます。

●水草の成長の早さにも驚きました。

室内飼育だと、へろへろになる事も多々あったのですが、屋外ビオトープだと、水草もキレイな緑色で、いきいきしています。また、何もしないでも増えていきます。

これが自然なのか・・。

●そして、なにより、メダカの生命力の強さに驚きました。

水温が上がろうが、雨が続こうが、元気です。

むしろ、室内で飼っていた時よりも元気です。

屋外ビオトープを通して、様々な発見がありましたが、なによりもメダカ本来の姿を見れている気がして、自然とはこういうものなのかな~としみじみしています。

なんでも生き物を飼うのは責任を伴いますが、屋外ビオトープでは、生き物を飼っているというよりも、自然を見ているという方が強く感じます。

メダカは好きだけど世話をする時間がない人や、自然に触れていないなーと思う人には、

屋外ビオトープはありなのかもしれません。

今回は、ビオトープの立ち上げから飼育方法に関してと、ビオトープをして感じた事について記載させていただきました。

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